炭酸泉のお風呂に入るなら温泉に行くのが一番ですが、そうはいってもなかなか気軽に行けないのが現実です。
そこで、ここでは自宅のお風呂で楽しめる炭酸入浴剤(炭酸ガス入り入浴剤)をご紹介します。
市販の入浴剤でも、炭酸入浴剤(炭酸ガス入り入浴剤)なら血流を促進し、血管の弾力性が改善するので、入浴剤を入れない普通のお風呂に入るよりは動脈硬化の予防にも効果的です。
明治時代から入浴剤を研究し続けて110年のツムラ。
ツムラからは非常に多くの入浴剤が販売されていますが、その中でも一番オススメの入浴剤は「きき湯」です。
というのも、ツムラの炭酸入浴剤「きき湯」は、日本一の炭酸泉温泉地である長湯温泉の成分を研究して作られているからです。
ツムラの「きき湯」は種類が豊富なので、その日の気分によって色々なお湯に浸かることができますよ。
マグネシウム 腰痛・肩こりに |
食塩 冷え性・疲労に |
カリウム芒硝炭酸湯 肩こり・疲労回復に |
クレイ重曹 肌荒れ・湿疹に |
カルシウム だるさ・肩こりに |
明礬 肌荒れ・疲労に |
大正12年創業の歴史ある会社「白元」から「バスキング 炭酸ガスの薬用入浴剤」が市販されています。
温浴効果を高め、血行を促進し、「疲れ」「肩こり」「腰痛」に効きます。
和みアソート ひのき・ゆず茶・可憐な桃花・みかん |
リラックスアソート ローズ・カモミール・風邪そよぐ草原・スイートオレンジ |
クールアソート ライム・グレープフルーツ・オレンジ・ミント |
あの花王からもバブシリーズから炭酸湯の入浴剤が販売されています。
手足の先まで暖かさが持続し、「冷え性」「肩こり」に効きます。
陳皮の芳香浴 |
和漢植物の芳香浴 |
芍薬の芳香浴 |
炭酸入浴剤(炭酸ガス入り入浴剤)で血流量を高めて身体をポカポカにするには、入浴時に次の3つのポイントに注意します。
1つ目は「温度」。
温度はあまり高くしないようにしましょう。
というのも、温度が高いと入浴剤に入っている炭酸ガス(二酸化炭素)が空気中に逃げやすくなってしまうからです。
炭酸ガス(二酸化炭素)が空気中に逃げてしまうと、炭酸入浴剤の効果も少し弱まってしまいます。
理想の温度は39度。
39度というと少しぬるいと感じるかもしれません。
しかし、炭酸が人間の身体に溶け込んで、体感温度が1〜2度ほど高く感じます。そのため、39度でも40度か41度くらいに感じることができます。
2つ目は「入浴時間」。
炭酸ガスは入浴後10分ほど経過してから、さら湯と比べて血流の増加する効果が大きくなります。
これは皮膚から浸透した炭酸ガス(二酸化炭素)の影響による血流の増加に5分程度かかるからです。
そこで、炭酸入浴剤を入れたお風呂に入る場合は、10分以上入浴して、炭酸の効果を十分に高めることがポイントになります。
普段10分以上もお風呂に入る習慣のない人には長く感じるかもしれませんが、本や漫画を持ち込んで読んでいれば、すぐに10分以上経過してしまいます。
3つ目は「かき混ぜないこと」。
多くの人は入浴剤を入れてからかき混ぜる習慣があると思います。
しかし、炭酸入浴剤の場合、かき混ぜると炭酸が飛んでしまうので、かき混ぜないでそのまま溶けるのを待つようにしましょう。
1分も待てば、発生したほとんどの炭酸ガスはお湯に溶け込みます。
当然ですが、泡が出ていない状態でも、効能効果は得られます。
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